少し仕事と息抜きの話を。

僕は兼業作家をしており、仕事の大きなウエイトとしてはコンサルタントの仕事が占めている。

コンサルタントというと非常に曖昧な職業だが、僕のいる業界は非常に狭い業界なので特定されるような情報は割愛したい。

作家活動においては、出版の関係の方に大変理解を頂いており、スローペースで仕事を続けている。

それでもそれぞれの繁忙が重なるタイミングがあり、ほとんど休めない期間がまれに発生する。その時期は早朝・深夜に執筆を進め、昼間はコンサルタントの仕事に徹する。

まったく異なる仕事をすることで自分の発想力やビジネススキルが伸びるのではないかと思い今の生活を選んだが、息をつく暇もないほどの日々はさすがに疲れが溜まる。

それでも、息抜きにブログの更新をしたり少しは奴隷に会う時間を取るようにしている。忙しさにかまけてそれらを生活から除いてしまうと、かえって疲労が抜けないということを学習した。

 

仕事に目途がついたタイミングであえて早めに起床し、人で溢れる前の静謐な街を散歩するのが好きだ。

早朝の呼吸は心地よく、太陽が地面を温め始める時間帯は自分の時間を生きていることを実感できる。

自愛ができない人間は他人を大切にはできない。「大切」のやり方が分からないから。

「自分なんて」といっている女性ほど奴隷に志願して来るが、僕は自分が可愛がっている奴隷を否定して欲しくはない(それは奴隷自身であっても、自己否定は好まない)。

主従関係を持つ女性とは、ひたすらセックスや調教だけをしたい訳ではない。調教とは手段であって目的ではないから。

調教することを目的にしてしまうと、その女性を犯すことが目標達成となるので強引にでも関係を持とうとする。しかしその女性のあるべき姿を明確に描いていると、調教とは手段の一端でしかないことがわかる。

本当の奴隷とは、美しさと色気を兼備している。それは造形的な話だけではなく、内面から滲み出る色気だ。奥深く、調教された女性にしか生じない雰囲気がある。

主従関係だけに注力していても魅力的な関係にはなれない。それは男性側も女性側も、だろう。それは自分自身も留意していきたい事である。

 

今夜は遅くまで執筆だ。

ウイスキーを飲みながら、のらりくらりとやろうと思う。