雰囲気も悪くないのに、恋人や伴侶にセックスを拒絶された経験がある方はいらっしゃいますでしょうか?

実際にそのような経験がある方は、「え?何で?」と困惑と苛立ち、そして悲しみと不発感の混ざった何とも言えない複雑な心境になるでしょうね。

お気持ちお察しします。

個人的にも相手の体調不良や心の問題で拒絶された経験は少なからずありますから、あの煮え切らない心境を持たされたことがあります。

まぁ、我々人間は精密機械ではないのですから、ほんの少しの肉体的、精神的衝撃でどこかしらに支障が出てしまうのも仕方のないことですよね。

拒絶された経験はあるものの、逆に拒絶した経験はない!と断言できる方もそんなに多くは無いでしょう。

私も拒絶してしまったことはありますからね…。

自分が拒絶するときにはそれなりの理由を自分で把握しているので、申し訳ない気持ちはありつつも「したくない時はしたくない」を通してしまう方が殆どでしょう。

しかし、相手に拒絶されたときには…自分が拒絶したことがあることを棚に上げ、「少しくらいの体調不良でも反応してくれないのは、その程度の気持ちなのか?」ですとか、「自分に魅力がなくなったのだろうか…」ですとか、最悪の場合…被害妄想タイプの方は、即座に「浮気しているんじゃないか」と疑心暗鬼までも持ってしまうことがあるでしょう。

人間は本当に身勝手な生き物であります。

それでも、時間や日をまたいで相手の体調・心境が整えば、何事もなかったようにセックスをしあう…まぁ、そうなるのなら良いですよね。

それなら、“セックスを拒絶された経験がある”で、おさまりますが…厄介なのは拒絶が続くことです。そうです、セックスレスです。

恋人間は法的には何の保証もないので、たとえ片方の拒絶が続いたところで全く問題がありません。

ただ、夫婦間の場合、離婚の条件で“セックスレス”が立派に通ってしまうくらいですので、法で守られるほどにセックスには重要性があるのでしょうね。

少子化社会ですからそれも必要なのかもしれませんが、それだけではなく、人間本能としても重要なものであると把握することも必要でしょう。

セックスを拒絶してしまう方には、あまりセックスに興味がないという方もいるでしょう。

しかし、相手が求めてくることに動物的イヤラシさや嫌悪感を待たないで頂きたいですね。

セックスは人間にとって大切な行為であることの認識だけでも頭のどこかに置いておくことで、嫌悪感も面倒くささも少しは楽になるのではないでしょうか?

拒絶されてしまう相手の方は、1回2回ではなく何度も拒絶されるようになった時、原因を探ることを心掛けてきましょう。

セックスをしたことが無いわけではない関係の恋人や夫婦間で、拒絶が続くようになるには、何かしらの原因があるはずです。

「相手のことは好き、ずっと一緒にいたいと思っている…、だけど、どうしても相手の口臭が耐えられない」ですとか、「いつも痛いと感じるセックスで全然気持ちよくない。

でも相手が好きだからこのまま関係を持っていたい…」というように、好きだからこそ言えない理由がある可能性が高いです。

「生理的に無理」と言われたら…もう、パートナーを変えるしか方法は無いでしょうね。

それでも、幸せなセックスがある人生に変えるきっかけになることは間違いありません。

良くも悪くも、きちんと相手に理由を聞き出すことが、セックスレス人生解決の糸口になるでしょう。