恋愛には大きさに関わらず駆け引きが大事だと思います。
日本女性にブームを起こした“小悪魔ブーム”。
本屋に行けば、どこもかしこも小悪魔、小悪魔、小悪魔の文字のオンパレードな時期があった記憶があります。
確か、銀座ホステスの蝶々さんが記した“銀座小悪魔日記”が小悪魔ブームの火付け役となっていた気がしますが、私は彼女の本は読破致しました!女子たる者、愛されてなんぼ…と、文章中から溢れ出しそうな本ばかりでしたが、結構面白かったです。
女性の方は、読まれたことがある方も少なくはないと思います。
何せベストセラーになった日記なんて、アンネフランクの“アンネの日記”以来ではないでしょうか?
ちょっと言い過ぎかもしれませんが、小悪魔を名乗る女性は、とにかく日常的に駆け引きの繰り返しのような生き方をされているのだと感じさせられましたね。
それが決して悪いとは言いません。むしろ、そのようなことを日常的にできるような女性は、天才と言っても過言ではないのでしょうか?
相手の感情を引き出させるための押し引きの仕方は、むしろ数学にすることも可能なのではないかと言う程に計算しつくされた駆け引きは…人生勝ち組の称号を与えてくれるものなのかもしれませんね。
しかし、勘違いしてしまうと…思いもよらない不幸を招いてしまう危険性もあることを、皆さんにお話しさせて頂きたいと思います。
小悪魔を名乗れる女性は、勉強を重ねて出来上がるものではありません。
まぁ勉強することも必要なことなのかもしれませんが、勉強する前に“本質”が必要です。
こればかりは勉強で手に入れられるものでも、ましてやお金で買えるものでもありません。
小悪魔になるには…生まれ持った要素が必要不可欠であると私は断言したいのです。
小悪魔本質を持っていないような女性が、小悪魔女性の真似をして駆け引きに手を出してしまうと、成功どころか大失敗に至ってしまうケースがほとんどだと思います。
だって、本質がないのですから。
本質がなければ、小悪魔駆け引きはマニュアル通りに実践するしかないですよね?
応用編なんて機転を利かせることが出来るのは…小悪魔本質を兼ね備えて生まれた方のみです。
「完全バイブルがあるから大丈夫、応用編もきちんと勉強したわ!」と豪語される方…危ないですね。
人間同士のやりとりでは、ほとんどマニュアル通りになんて進みません。
人間は十人十色です。○○さん編、○○さん編とうような個人個人のマニュアル本があるなら別ですが、たった1数冊の本に記載されている数パターンの応用編で乗りこなせるほど、人間は単純な生き物ではないと思います。
駆け引きの度合いも分からずに、少しでも良い結果が出せた人は、小悪魔要素がないにも関わらずに…調子に乗ってどんどん駆け引きを続けてしまうでしょう。
そして、肝心な駆け引きの引き際が分からなくなってしまい、想いを寄せる相手に自分に対する不信感を持たせてしまったり、不快感を持たせてしまって…距離をおかれてしまう場合が多いでしょう。
実際に、小悪魔もどきの友人たちが、「自分らしく付き合っていけば良かった…」と、失った恋愛を悔やんでいる声は…幾度となく聞いた記憶があります。
小悪魔もどきの駆け引きをし過ぎると…思いもよらない不幸がくるかもしれません。
女性の皆さんは十分に気を付けてくださいね!