百年の恋も一瞬で冷める…なんて言葉、耳にしたことはありませんでしょうか?
この言葉の意味は本当に深く、そして悲しいほどに残酷です。
どんなに好きになった相手でも、どんなに一生懸命時間やお金をかけて落とした相手であっても、一瞬で想いが冷めてしまう時があるのは事実です。
「そんな簡単に想いが消えるなら、初めから気持ちなんてなかったんじゃないのか?」「結局、その程度の想いだったんだ…」と落ち込んでしまう方も、逆に起こってしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、決して全ての事例がそうとは言い切れないのです。
心から心から愛した相手なのに、悔しいと思ってしまうくらいに一瞬で冷めてしまうことはあるのです。これは人間特有の感覚かもしれませんね。
実際に想いを消されてしまった相手は相当に落ち込むでしょう。「自分の何がいけなかったのか?」と自分を責めるか、「こんなに想っていたのに最低な相手だった!」と相手を責めたり恨んだりしてしまうかもしれませんね。
ただ、苦しんでいるのは想いを消された相手だけではないことも多いようです。想いを消してしまった…正確には相手に対する想いが消えてしまった方も、
「あんなに想っていた人なのに、こんなわずかなことで気持ちが消えてしまったなんて、私は薄情な人間なのかな、感情がおかしいのかな?」…と、自分を責めたり自己嫌悪に陥ってしまう方もいます。
お互いの環境の違いからの擦れ違いや、コミュニケーション不足の溝が、時間をかけて蓄積され、気持ちがどんどん消えてしまった状況であればお互いに認めたくはないかもしれませんが、心のどこかでは納得できるでしょう。
しかし、一方的にいきなり「気持ちが冷めた」と思われたり言われてしまっては、とうてい納得のできる話ではありませんよね?では、どんな時、どんなこと、どんな状況で相手の気持ちが冷めてしまうと思いますか?…まぁ初めからそれが分かっていれば誰も苦労はしないと突っ込まれてしまいそうですが、今回は男性が女性を嫌になってしまう瞬間のポイントをお話しします。
男性の場合、急に気持ちが冷めてもきちんと理由を言ってくれない方が多いと思いますので、女性側からしたらすっきりしない終わり方になってしまう可能性が高いでしょうね。
しかし、急に気持ちが冷めた理由を話さないことにも理由があるのです。
男性が女性に対して球威気持ちが冷めてしまう瞬間とは、“プライドを傷つけられた時”です。
このプライドと言うものも、個人それぞれによって内容は変わってきますが、男性はプライドで生きている場合が多いのです。
彼の持っているプライドを心無い言動で傷付けてしまった時、男性は一気に気持ちが冷めてしまうことが多いと言われています。
「悪いことがあったら直すから、別れたくない!」とすがっても…彼のプライドを傷付けてしまった場合には空しい叫びにしかならないでしょう。
直す・直さない、の問題ではないのです。こればかりは取り返しのつかない失敗となってしまいます。
“親しき仲にも礼儀あり”を忘れずに、大切な彼がいる方は彼の「ここだけは傷付けてはいけないプライド」を見抜き、徹底してそこだけは傷付けないように意識することが長い時間一緒に過ごせる要となるでしょう。