顔がタイプだった、性格が素敵だった、はたまた体型が好みだった…。

人が人を好きになるきっかけは人それぞれです。

好みの顔しか好きになれない人もいるでしょうし、見た目は全くこだわりも好みもなく、ただただ優しい性格が好きな人もいるでしょうし、セックスの相性が良くなければ好きになれない…というような人もいるでしょう。

中には、金銭的な関係…相手の収入額でしか好きになる判断材料が無い…と言い切ってしまう人もいるでしょう。

どれも人の感性ですので、良いも悪いも、間違っているも正しいもありません。

「顔で好きな人を決めるなんて最低」だとか、「セックスのことしか頭にないの?」ですとか、「所詮、金かよ…」など、周りに非難されることもあるかもしれませんが、そんなものは人が指摘するべきことでもありませんし、指摘されて修正する必要もないでしょう。…

それに、人を好きになるきっかけというものは、本当に“個人の感性”なので、普通の人が修正しようと思って修正できるようなものでもありませんしね。

大切なのは、自分はどんな完成の人間で、どのようなことに興味を持ち、どのような人に惹かれるのか…を、自分自身で把握しておくことでしょう。

人に迷惑をかけたり、人を騙したり傷つけたりしないという、人としての条件を満たしてさえいれば、どのようなきっかけでも、どのような感性でも良いのです。

感性と感性がぴったり合う、考え方や利害関係がぴったり合う、そんな関係は最もすてきな人間関係・恋人関係になれるのではないでしょうか?

人の考え方や感性は、本当に十人十色であって、何人もその感性を強制的に修正をかける権利はないのです。

強制的に修正をかけることは…ほぼ不可能なことではありますが、100パーセント不可能な話でもないのです。

大きな権力・財力や尋常ではないレベルの心理術を持って、“洗脳”や“調教”、または弱みに付け込んだ“征服”というような形で強制修正することは可能です。…

まぁ、そこまでする方もそうそういないでしょうし、

そこまで出来る力を、我々全ての人間が持っているわけでもないので、世界の違う話ではありますが…好きになった相手に、全く相手にされなかった時には…そのような大きな力は出せなくとも、何とか出来る限りの方法を使って自分の方へ相手の意識を向けたいと願うのも、また人間なのでしょうね。

好きな相手に相手にしてもらえなかった時、悲しさよりも…“悔しさ”や“恥ずかしさ”が強くなってしまってはいませんでしょうか?

そのような時には“何とか相手を自分の物にしたい”という欲求がでてしまうこともあるでしょう。

しかし、それは、はっきり言って時間と労力の無駄です。

下手したらお金の無駄にもなってしまう可能性もあります。

相手にしてもらえない相手に振り向いてもらいたい気持ちは痛いほど分かります。

そこへ、時間・労力・お金を費やしてでも諦めたくない強い想いがあるならば、想いを遂げるまで、もしくは気が済むまで熱を注ぐのも良いでしょうただ、その想いが“悔しさや恥ずかしさから来ている維持”ならば、早急に手を引いて、新しい人生を見直すことをおススメします。

人は十人十色です。たまたま好きになった相手との感性が合わなかったとしてもどこかに必ず自分の感性と一致する相手はいるはずですから!