なぜ調教やSMのパートナーとの出会いはネットばかりなのか。
SMの関係でいうと、学生時代の僕は自分のサイトを介して女性と出会うことがほとんどだった。というより、100%自分のサイトがきっかけで知り合った。
現実の世界で、人とは異なる性癖への興味を示すリスクは大きい。会社や学校であれば後ろ指を指されるかもしれないし、恋人であれば関係が破綻する可能性もある。
勇気を出して彼氏に伝えたところで、きっとあなたの満足のいくプレイにはならないだろう。それほどまでに、性の問題は繊細だ。
冒頭で僕は、100%の女性とネットで知り合ったと記述したが、それは必然だったと今なら思える。
ネットで出会うリスクは大きい。取り分け、体力的(腕力的)に劣勢な女性は身体的なリスクが伴う。それでもネットでの出会いが多かった理由として、次のようなことが考えられる。
■出会った時点でお互いのニーズが合致している
そもそも「SM」「調教」そんなキーワードで知り合ったもの同士なので、目指す結果が同じなのだ。
支配したい男性と、支配されたい女性。またはその逆の関係。探した。故に見つけた。
そんな関係なので、性癖や経験など本来避けたい説明を省いた状態で知り合うことができる。
■実際に会うまでのやり取りで、お互いの嗜好などを確認できる
「ネットならいくらでも嘘がつける」これは真実だ。しかし、必ずしもそうではない。
会うまでの期間のやり取りで、女性は敏感に男性の情報をキャッチする。嘘、経験の少なさ、嗜好のズレ。
会うまでに違和感を感じることで、リスクを回避することができる。もちろん最終的には自己責任という結果になるが、女性は男性よりも遥かに賢い。しっかりと事前のやり取りを行うので、明らかに危険な男性をはじくことができる。
■現実の知り合いには話せない
これが最も大きい要因だろう。
あらゆるリスクを考えると、仲の良しあしに限らず現実世界での知り合いに性癖を打ち明けることはオススメできない。勝手な噂が流れることは容易に想像できるだろう。
おそらく以前僕が運営していたサイトに多くの女性が問い合わせをしてくれた理由としては、僕の小説やブログを読んでいてある程度人柄がわかっていたからだろう。
無作為に出会う出会い系サイトとはことなり、僕のブログの問い合わせ先はいつも僕だ。少しでも気になっている女性は、気軽に連絡をしてみてほしい。