主従関係の中で女性として成長する奴隷がいる。奴隷としてではなく、女性としてだ。
たまに他の主従関係を結んでいる男女と食事をすることがあるのだけど、優良なS男性と関係を結んでいる奴隷たちはとても魅力的だ。
奴隷は主人の鏡であると言える。
優良なS男性には頭の良く人間性の豊かな男性が多い。それはSMや調教とは関係のない部分でも感じ取られ、だからこそ奴隷は素直に主人を尊敬するのだろう。
性欲だけで繋がっている主従関係はどちらかが飽きたら関係を解消するし、悪い意味で恋人のような喧嘩もする。
本来、主従関係の中で喧嘩など有り得ない。喧嘩はお互いがほぼ対等な関係でなければ成立しないので、主と従の上下関係がしっかりと確立されている関係の中では喧嘩にならない。
M女にとって尊敬できるS男性に出会えた時、それは自分が精神的に抵抗できない相手であることを察するだろう。
そして幼子のようにその男性に褒められることを欲して、その男性からの「自分の好みに成長した」という言葉に震えるほどの感銘を受ける。
何度かブログにも書いているが、賢くなければ奴隷にはなれない。そして賢い女性はご主人様から様々なものを吸収する。
すでに信頼できるパートナーがいる女性なら分かるかもしれないが、心酔するご主人様ができると極端に他の男性への興味がなくなったり、男性としてのレベルが低く感じることがある。
それは貴女が尊敬するご主人様が有能だということだ。奴隷としての所作を始め、人間として学ぶべき事が多かったということだ。
ここから先は初心者M女向けのアナウンスだ。これからパートナーを探す女性は以下のことをよく理解してほしい。
主従関係をエロの一部としか捉えていない男性は残念ながら非常に多い。
貴女が経験したいことは何なのか?
変わったセックスがしてみたいだけならば彼氏かセフレに相談したらいい。
しかしずっと興味のあった主従関係・調教の世界に足を踏み入れる際には、足を踏み入れる先をよく見据えてから踏み出してほしい。
擬似S男性と中途半端な関係を持ってしまうと、別れたくてもしつこく粘着されることもある。
足を降ろす先が天国と地獄が隣合わせだということを十分認識してパートナーを探してみよう。