売春行為についてどのように思われていますでしょうか?

どちらかと言うと、女性が体を売ることが多いかと思いますが、正直なところ差別的な目で見られている方が多いかと思います。

しかし、世界で最も初めに出来た商売が“娼婦”だったという話を聞いたことがありましたが、何となく納得してしまう自分もました。

それくらいに世界中の過去から現在に至るまでの人類の歴史背景の中で繰り返されてきている事実があったからだと思います。

日本でも江戸時代では地方の貧しい農家から借金の方に吉原に売られた女郎の話は数えきれないくらいありますし、ヨーロッパでは王室や貴族に仕える高級娼婦という位まで与えられた売春婦の話も有名ですよね。

昔は貧しい女性が体を売り、お金や権力、位を持っている男性が女性を買い、貧富から生まれる上下関係が売春という商売を成り立たせてきていました。

それはそれで、お互いがある意味“生きる為”として、人間としての生き方も成り立っていたような気がしますが、現代社会の売春事情は違います。

確かに、まだまだ発展途上国として頑張っている国での激しい貧富の差に売春がはびこっている国があるのも現実の話ですが、先進国日本での売春事情は悲しい

いや、はっきり言って呆れるような現状であることを知って頂きたいと思います。

明日のご飯を手に入れる為、幼い兄弟を養うため、病気の親を助ける為に売春行為をするような女性は、今の日本にどれくらいいるのでしょうか?

実際に売春をする理由がそのような理由だった場合、「まっとうな仕事で稼がない怠け者!」と罵るつもりは全くありません。

きっと色々な状況で究極の選択を強いられた子もいるはずですから。

そのような子は、本当に必死で生きているんだと尊敬の念すら感じます。

しかし、新しい携帯が欲しいだとか、109で洋服をたくさん買いたいとか、友達とカラオケに行くお金が欲しいだとか、ブランド品がほしいだとか

最悪な理由としてホストや好きな男性にプレゼントしてあげたいからと、誰に強制されたわけでもなく、自ら進んで短期間で高収入を手っ取り早く手に入れたいと言う感覚で売春行為をしているような子には、情けない…というようり、本当に呆れてしまいます。

人生を甘く見すぎていると思います。

今はノリやその場の雰囲気、時代、周りの友人との世界観等で安易な気持ちでいるのかもしれませんが、大人になるにつれて、いつかきっと後悔を抱える日がくるでしょう。

「減るもんじゃないし」の台詞、前回もお話ししましたが…減るんですよ!気付かぬうちに、どんどん心が減っているんですよ!

お小遣い欲しさに援助交際をする、若く幼い女の子たちは
今日もどこかで自分の父親と大差ないおじさんに抱かれているのでしょう。

セックスとお金の繋がりで得られるものは…心の崩壊であること、心が壊れる前に気付いてほしいものです…。