日常会話の中では“お世辞”・“言い訳”が含まれていることは、十分に理解されてらっしゃることと思います。
しかし、どんなに社交辞令だと分かっていても嬉しくなってしまう言葉ってありますよね?
相手を気持ちよくさせたり、物事を穏便に運ぶツールが“社交辞令”なのですから、そこは素直に喜んで良いのでしょう。
問題はそこからです。
単に社交辞令だけならば良いのですが、その中に“意図”が練り込まれている場合は要注意なのです。
そして、矛盾する話のようではありますが、“意図”が練り込まれていない場合にも要注意なのです。
“会話”・“言葉”は、人間社会においてなくてはならないコミュニケーション手段の1つではあります。
ただ、その手段に騙されてしまったり勘違いをしてしまうようなことは、大したことないようであっても…実は人生を動かしてしまうほどの力が秘められていることを把握しておいてください。
今回のテーマは“真に受けてはいけない言葉”です。
恋愛生活において、意識している相手から「好きになりかけている」や「意識してしまう」のような曖昧な言葉が多い相手は要注意です。
1回、2回程度であれば気にすることもありませんが、いつもいつも曖昧な言葉を使う人は…相手を自分に都合よく生殺しにしている人が多いのです。
決して「好きだよ」「付き合ってほしい」など、はっきりした言葉を使ってきちんとした関係を約束せずに、「好きになりかけている」と、目の前に餌をぶら下げて相手を離さないのです。
それでいて餌を与えることはせずに…安心もさせてくれません。「好きになりかけているということは、努力したら好きになって貰えるのかな?」と思ってしまう方もいるでしょう。
ましてや相手に想いが強くなってしまっている場合や、すでに肉体関係を持ってしまっている状況の時には、たとえ1パーセントの可能性も逃したくはないと思ってしまうでしょう。…
残念ですが、そのような関係での自分の存在は、相手にとって…ただの“キープ”・“都合の良い相手”にしか過ぎません。「キープでも良い、いつか本命になれるなら!」…申し訳ありませんが、それはありえません。
キープが本命になれたとしても、相手にとっては“妥協”にしか過ぎないのですから。
恋愛ゲームを楽しみたい方は、大いにドキドキ感を満喫して楽しんで頂きたいとは思いますが、もし、本気で好きになった相手にそのような言葉しか貰えないのなら…区切りをつけて新しい恋を探す方が時間的にも精神的にも賢明ですね。
家庭持ちの相手の「いつか妻(旦那)とは別れるから」と言ってばかりの相手も望みは薄いですね。
男女の関係は、お互いの状況・お互いの条件によって、真に受けてはいけない言葉たちがあります。
簡潔に言ってしまえば“曖昧などっちつかずの言葉たち”ですね。
なぜ、曖昧な言葉を使ってくるのかお分かりになりますか?深層心理としては、“自分の要望・欲求を叶えるためと、失態したときには言い訳を出来るようにするため”なのです。
一概に言い切ることはできませんが、ほとんどの場合は今回のお話のような背景があるかもしれないということ、しっかり把握しておきましょう。