好きになった相手が出来れば、もっと一緒にいたい・もっとたくさん話していたい・手を繋ぎたい・もっと触れたい等々…どんどん欲望はエスカレートしていくことでしょう。
もちろん、これは人間として当たり前の感情であり、とても素晴らしいことだと思います。
この感情が湧いてこなければ、現状よりさらに深刻な少子化問題に悩まされてしまうことでしょうからね。
まぁ、1つだけ気を付けて頂きたいのは、相手の気持ちを無視した一方的にエスカレートしていく感情は抑えなければいけない…といったところでしょうか。
さて、人間の感情とは不思議なもので、どんなに想いが募っても…手に入れてしまえば安心してしまったり、満足してしまうものでして…せっかく付き合えることになったはずなのに、急に気持ちが変わってしまうことも少なくありません。
みなさん自身の経験でも、周りの友人たちの愚痴にでも、「付き合う前は優しかったのに…」なんてセリフ、記憶に残ってらっしゃる方は、決して少人数ではないかと思います。
こればかりはどうしようもないので、少しでも付き合う前と付き合った後と、同じ状態を保つためには、お互いに“変化・進化”が必要であると思います。
「ありのままでいたい」「そんな努力するような関係は本当の信頼関係なんかないんじゃないの?」「本当に好きあっているならば問題ないはず!」…様々な反論が聞こえてきそうですが…では、そのような意見をお持ちの方は…現在進行形でラブラブな恋愛関係を維持できているのでしょうか?
何年も継続できているからくる自信での反論でしょうか?
本当にそうであるならば、心からうらやましい関係ですね。
実際にそのような関係をされてらっしゃる方もいることは事実ですので、素晴らしい縁を手に入れられた方々なのだろうなぁろ、素直にうらやましく思います。
しかし、世の中のほとんどの方は、それだけで過ごせるほどラッキーな縁でもないでしょう。
“慣れ”という感覚が、どんどん付き合い始めのような関係から遠ざけてしまっている関係でいらっしゃる方は、圧倒的に多いかと思います。
その関係を打破するにも、そのような関係にならないようにするためにも、ある程度の努力は必要不可欠なのではないでしょうか?
付き合うことが出来たからと言って、その結果にあぐらをかくのではなく、少しでも相手を楽しませよう、喜ばせよう、自分自身芋磨きをかけようという意識は無くしてはいけないと思います。
もちろん、どちらか片方だけが努力することを強要しているのではありませんよ?
お互いに相手を想いあい続ける気持ちを“意識しなければいけない”のです。
この意識があれば、付き合った後の進化・変化を生み出してくれ、よりよい関係を継続していくことが出来るのではないでしょうか?
よく、マンネリカップルという表現を耳にしますが、マンネリカップルには非日常的なことをすることで関係が修復する・昔の気持ちが復活すると言われていますよね?
そのアクションを、日々の中で少しずつ少しずつ出していけるようにさえしていければ、“マンネリ”なんて言葉とは無縁の関係を築けるのだと思います!