みなさんは愛されたいですか?
それとも、愛したいですか?…なんだかこれから新番組で始まるドラマの告知CMのような話から始まりましたが、実際のところいかがでしょう?
「女だったら愛されたい!」「いや、男だって愛されたいよ!」「愛されるよりも愛したいなぁ」「人をこころから愛したことがないから、愛しているって思える相手に出会ってみたい…誰かを愛してみたい…」等、人によって10人十色の返答が来るでしょう。
しかし、愛されることと愛すること、どちらが幸せなのでしょうね?
「生まれてこの方、愛なんて知らない」となってしまう方は可愛そうかもしれません…。
まぁ、でも、生きてさえいれば、いつかきっと感じることが出来る可能性もあるのですから、肯定はしなくても、愛についての拒否や否定をしないで頂きたいと願います。
今日は“愛されることによる幸せ”と、“愛することによる幸せ”のお話をさせて頂きたいと思います。
愛する、愛される、どちらも生き物としては最高の幸せであることは間違いありません!
愛は人生を変えてしまうような素晴らしいものであります!ただ、人生を変えてしまうような恐ろしいものでもあります。
愛されたい方、愛したい方必見!では、始めましょう。
愛されたい方は、人に個別に大事にされることで幸福感を味わう方が多く、愛したい方は人を個別に大事にすることで幸福感を味わう方が多いようです。
ここまでは何の問題もありません。
また、愛したい方と愛されたい方のカップルが誕生すれば、それこそベストカップルとして末永く幸せを感じていられることが多いでしょう。
しかし、愛されたい方同士や愛したい方同士のカップルは、お互いがお互いを思がゆえ、お互いが自分の幸福感を無意識のうちに追求するがゆえに摩擦が生じてしまう事もあるでしょう。
愛されたい方、愛したい方の相手が、特に愛されたいとか愛したい、の気持ちがそれほど強くないタイプだった場合にも、相手の想いが強すぎて“愛情を重い”と感じてしまう事が積み重なったうえでの摩擦が発生してしまう可能性もあります。
どちらにせよ、自分のタイプと好きになった相手のタイプをきちんと把握し、自分の幸福を得ながらも相手への幸福も与えられるように意識をしなければ、結局は破局してしまう運命が待っています。
ただ「好き、愛している」の感情だけで恋愛関係を進めてしまえば…愛されたいという想いが強いのに、相手が自分が満足するような幸福感を与えてくれなくなったと感じた時、相手に“構ってほしい”の執着心が大きくなり、相手の周りにいる異性に対しての嫉妬やねたみが生まれ、相手の行動に規制をかけたくなってしまうでしょう。愛したいという想いが強いのに、相手がそれに応えてくれるような状況を保ってくれなかった場合、相手をつなぎとめる為に自分の時間やお金を犠牲にしてしまい、最終的には激しい束縛をつきつけてしまうこともあるでしょう。これが行き過ぎると、怨恨殺人事件にまで発展してしまう危険性があるのです。「愛したい、愛されたい」今は軽い願望程度であったとしても、自分のタイプと相手のタイプを理解して上で自分をコントロールしなければ、取り返しのつかない結果になってしまうかもしれません。意識することを忘れずに、“楽しく愛し愛され”の幸せな生き方を目指していきましょう!