最近、ファミマで、初○ミクを見掛けたのですが・・・、
日本は世界に誇るアニメ大国であることは、日頃のニュースなどからもご存知のことかと思います。

いかがでしょう?アニメをこよなく愛していらっしゃる方はいるのではないでしょうか?

決して“オタク”などと言って差別するために引き出しているわけではないので、そのへんは誤解のないようにお願いしますね。

個人的にも好きなアニメはたくさんあります。

ジブリシリーズから、深夜放送のマニアックなアニメまで、様々なジャンルにお気に入りのアニメがあるので、アニメを愛してやまない方々の気持ちは分かるところもあると思います。

しかし、アニメはあくまで二次元の世界です。

三次元の現実にはありえないようなことが、ごく普通に繰り広げられている世界です。

ヒーローものや変身もの、魔法が飛び出すものや冒険もの、全てが架空の世界で行われているアニメであれば全く問題はないかと思います。

“現実的には接待的にありえない”と、きちんと把握することができる段階であるからです。

しかし、近年人気のアニメを見ると、少し不安になってしまいました。…

なぜかと言いますと、日常生活をそのまま再現しているようなリアルアニメがかなりの人気を上げるようになってきたからです。

実際に見てみると…たしかに、たしかに面白いんですよ?子供時代に読んでいた少女マンガのように、現実世界でもありえそうな場面、会話、シュチュエーションの中で、異性に言ってほしいセリフや、こんな感じのセリフを言ってこんなキャラとして生活したい…という“願望”が再現されているリアルアニメには、ついついのめり込んでしまうパワーを感じました。

これでは、現実世界で恋愛をすることができなくなってしまうのではないかと…そこに不安を覚えてしまったんですよね。
顔の半分の大きさの目を持つような美少女は、現実人間体のパーツ配置としては絶対的にありえませんし、毛穴のない顔や腕・足を持つ男性も女性も存在しませんし、それこそ“セリフ”のような気の利いた会話のやりとりが出来る人もいないでしょう。

アニメの世界は完璧です。

そこに全意識を集中してしまえば、現実の人間を見ても…毛穴や無駄毛、吹き出物や肌荒れ、ヒゲやかさぶたなどを見つけてしまった時に、気持ち悪さすら感じてしまうのではないでしょうか?

また、アニメの世界で唯一怖いなと思う感覚は…“嗅覚”です。…そうです、アニメの世界ではニオイを全く感じることは無いでしょう。

人間は皆ニオイがあります。正確に言えば、科学的に無臭と判断できるような生き物はいないでしょう。

しかも、時間帯や生活状況によって、ニオイは時事変化します。二次元の世界にハマっている人たちは、そのニオイに耐えられなくなってしまうケースもあるようです。

二次元の世界を愛するのは悪いことではありません。

その世界に浸ることで幸せや安心を得られるのであれば、その世界の住人となることがその方にとってもっとも幸せな生き方なのでしょう。

しかし、現実世界でも交流を持ちたい、異性と交際したいという気持ちがあるならば、アニメ世界の人間体と、現実世界の人間体は全くもって別のものであることを認識することが大切です。

アニメ世界にいるような異性が現実にもいるかもしれない…というようなことは考えない方が良いでしょう。