従順な奴隷になる女性ほど普段はSである。

これは長い経験から導き出した真理だ。しかし事実は上述しているほど単純ではない。

もちろん、見るからにMっぽく、実際にドMの女性もいる。

しかし普段はSっぽく、彼氏にすらSの対応をする女性がご主人様への対応だけは情けないほどのマゾになるケースは多い。

これは普段Sっぽい訳ではなく、自分を安売りしない姿が結果的にSっぽく見えているだけなのだ。

1人の女性が居たとしよう。

彼女は美人だが職場でもはっきりとした物言いをし、男性社員からも恋愛対象には見られていない。男女含めた他の社員以上のクオリティで仕事をし、コミュニケーション能力もある。口には出さないが、頭の悪い男が嫌いだ。

社内では恋愛対象に見られていないが、一歩外に出れば男性にモテない訳ではない。むしろ選べる立場にあるといえる。

恋愛やセックスの経験も十分にある。現在特定の男はいないが、誘えば食事や場合によってはホテルに誘ってくる男もいるだろう。

こんな絵に描いたようなデキた女性は、とても優秀な奴隷になる。それはご主人様が求めていることを察知する能力が高かったり、教えた奉仕の方法や立ち振る舞いなどを要領良く身につけるからだ。

このブログではよくご主人様になる男性は十分に精査しなければならないという話を書く。男性も女性も勘違いしてはいけないが、女性側も誰でも奴隷になれる訳ではない。

もちろん男女ともにただアブノーマルなプレイを楽しんでみたい人はいるだろう。それは遊びとして楽しめばいい。

また自身の問題に気付かないまま奴隷が見つからず、たまたまやり取りできた女性を取り敢えず調教してみるケースもあるだろう。

しかし僕はただヤリたい訳ではない。継続して、奴隷としての成長が見込める女性と主従関係を結ぶ。

普段完璧で、周囲と一定の距離感を保つための壁を作っている女性ほど壁の内側へ入られると脆い。面白いのは、彼氏ですら壁の外側へ置いている女性側も多いということだ。

僕は主人として壁の内側へ入る場合が多い。壁の中へ入られた女性は、経験がないので取り繕い方がわからなくなる。

また自分の情けない姿はしたない姿を剥き出しにされた時、その女性は初めて自分を晒け出す快感を知る。普段自分がどれだけ抑圧されていたかを知り、その快感を与えてくれる主人に溺れる。

賢い女性ならば理解できると思うが、当然の理屈なのだ。

例に挙げたような女性は、他人以上に主従関係の中で快感を得られる可能性が高い。

もしかしたら自分も……と思っている女性は、まずは悩み相談だけでもしてみて欲しい。