SMパートナー・ご主人様と出会う手段の一つとしてSM系の出会い掲示板の利用を考えている女性も多いだろう。

しかし掲示板は特性上利用に対して責任感が低く、残念ながらモラルの良くない男性が非常に多いのが実情だ。

今回はそんな掲示板利用において男性とのトラブルを経験し、怖い思いをしてしまった女性の話を書きたいと思う。

以前私のサイトから連絡をしてきたとある女性と、新宿で飲みに行ったことがある。仮に名前をあかりとする。

問い合わせ内容としては以下のようなものだった。

「いつもサイトを楽しく見ています。shisyamoさんなら安心できそうなので、吐き出したい話があります。お友達や知り合いには絶対にお話できないような内容なので、一度会って頂けませんか?」

会ってことのない相手に対して、安心感を持つことがあるか?と疑問に思う方もいるだろう。

私は前のサイトを10年近く精力的に更新をしていたし、実際に調教を経験した女性からの書き込みも多かったので、閲覧者の中でも私の人物像がある程度出来上がっていたのだと思う。

待ち合わせ場所に現れたあかりさんは22歳、就職したての清楚な雰囲気のOLだった。

私たちは仕事終わりに待ち合わせをし、オープンなダイニングバーで一時間程度緊張をほぐした後、予約しておいた個室のお店に入った。

彼女の話は、概ねこんな内容だった。

彼女は大学四年生の時、単位も取り終え授業にもほぼ出る必要がなくなり、暇を持て余していた。

その時に前から少し興味のあったSM系のサイトを見ており、たまたま見つけた出会いの掲示板サイトに強い関心を持ってしまい毎晩のように閲覧していたようだ。

興味を抑えきれなくなり、掲示板の中で気になった男性とやり取りをするようになったらしい。

メールのやり取りでも非常に紳士でSMパートナーとしてだけではなく男性として好感を持つようになり、いよいよ会うことになった。

男性からの指示で最初からホテルのそばで待ち合せを行い、合流するとすぐにホテルに入ったようだ。実際に会ってみても、男性は清潔感もあり爽やかな印象を持ったようである。

あかりさんが事前に提示していたNGは汚いこと・また最初は怖いので嫌がったらすぐにやめるということ。当然男性はNGに対して事前に了承をしていた。

プレイに入る前、あかりさんはシャワーを浴びたがった様だがなんやかんやと理由をつけ、そのまま裸にされ椅子に脚を開いた状態で拘束されたらしい。

「実際部屋に入って二人になってしまうと、怖くても言い出せなくて…」

彼女は泣きそうな顔で続けた。

完全に動けない状態にされた後、男は軽いタッチで愛撫を続けた。不安もあったが、初めて拘束された経験からあかりさんも興奮していたので、このまま楽しめるかな…と思い始めた時だった。

男性は持ってきた鞄から、大きな注射器を取り出した。

あかりさんは自分が何をされそうになっているのかを察知し、必死にやめて欲しいと懇願したようだ。

しかし男性は嫌がっている女性に浣腸をするのがたまらなく好きだと言いながら、洗面器にぬるま湯を溜め、あかりさんの前に置いたらしい。

あかりさんは必死に抵抗したが、無理やり浣腸をされてしまった。

腹痛で我慢ができなくなり。泣き叫びながら「やめてほしい」と懇願したらしい。あかりさんが取り乱した姿にさすがに男性も怯んだのか、何とかその場で漏らす前に拘束は解かれた。

あかりさんはトイレに駆け込んで泣きながら様を足した後、半裸の様な状態で荷物を持ってホテルから出たらしい。生まれて初めてといった剣幕で男性に叫び、フロントに電話して部屋の鍵を開けさせたらしい。

「今でもSM系の動画とかを見るのは好きなんですけど…。やはりあの事があったので実際にするのは怖くて…」

あかりさんは続ける。

「もし友達とかにお話しても、ネットで出会う方が悪いって言われて終わってしまうし、SMへの興味も理解されないだろうし、でも一人で抱えるには辛すぎる経験で…。安心して話せる人が欲しかったんです」

あかりさんは少しだけほっとしたような表情を浮かべた。

そこから私たちは、普通の恋愛や、SMの話をした。その空間ではNGな話はなかったし、私は彼女を知りたかった。

SMという特殊な関係を嫌いになって欲しくなかった。本当は楽しくて充実したものだと感じて欲しかった。

そこから二時間ほど楽しい時間を過ごさせてもらい、私たちは店を出た。

その後は時折連絡を取り合い、SM調教を楽しんだり食事にだけ行くこともある。

SMの関係は特殊なものでリアルな知人にはほとんど言い出せない女性も多いだろう。ネットでの出会いに頼らざるを得ない部分はあるが、パートナーは慎重に選んで欲しい。

せっかくの魅力的な関係が、ただの恐怖体験にかわってしまうリスクがある。女性の場合は、身体が傷つく可能性もある。

もしもSMに関してやパートナー探しで悩んでいるのなら、一度相談をしてみて欲しい。

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