昔の恋愛絡みの殺人事件は、女性が男性を殺してしまう…ことが多かったと思いますが、最近では男性が女性を殺してしまう事例が圧倒的に多くなってきていると感じます。
そう感じていらっしゃる方は少なくないのではないでしょうか?
テレビで流されている殺人事件も、被害者の多くは女性です。
ストーカーに殺害されてしまったり、恋愛関係が成立していた間からでも、さまざまな状況からもめてしまい…勢い余って殺してしまった、など、理由もそれぞれではありますが、感情を抑えきれずに行動に移してしまう男性が多くなってきているようですね。
昔から整理しきれない感情のままに女性に暴力を振るってしまう男性も珍しい話ではなかったのですが、さすがに殺してしまうことまでは中々なかったでしょう。
そもそも「殺そう」というような、はっきりとした殺意を持って暴力をしていた人は少なかったはずです。
しかし、現代社会で事件になる恋愛絡みの殺人事件は、あきらかなる殺意を持っての犯行が多い気がします。
もめているうちに相手が死んでしまったというようなケースではなく、「殺そう」と意識した上での行動をする確信犯が引き起こした事件の件数は…悲しいことに多くなったことは現実の話でしょう。
男性は単純明快で、強くてたくましくて、忍耐強くて…女性の方は勘が鋭いとか、感受性が豊かだとか、情にもろい…などと言われる傾向がありましたが、現在は逆転しているのかもしれませんね。
要は男性が女々しくなってきているのです。周りにも、忍耐力が無く、ちょっとしたことで逆上してしまうような男性はいらっしゃるのではないでしょうか?
むしろ、自分の周りにいる男性は、それに当てはまる方がほとんどだという方も少なくないのではないでしょうか?
まぁ、それがいけないことだと言っているつもりもありませし、無理に一般論で“男は男らしく、女は女らしくあれ”とは言いません。
人間が生き延びてこられたのは、人間特有の周りに順応する対応力があったからこそだという説もありますが、本当にその通りだと思います。
男性が女々しくなってきたことにも、時代背景があったからこそなのかもしれませんね。
男性が女性に振られて逆上し、殺してしまう…、何だか歌にもありましたよね?
“誰かに取られるくらいなら、あなたを殺して良いですか?”って。
あれは女性が想っている男性に向けて歌われた歌詞ですが、今となっては男性が想っている女性向けて歌っているように感じてしまいます。
殺してしまっては何も残りません。
相手を自分の元に縛り付けたことにもなりません。ただ、相手の体を壊しただけであって、相手の心を永遠に自分から離れさせてしまうことになります。
本当に相手を想うなら、歯を食いしばってでも相手の幸せを願えるような人間になりたいものですね。
口で言うのは簡単ですが実行するのはとても難しいことというのは、分かり切っていることでしょう。
実際に修羅場になった時…いかに冷静になれるかが勝負だということだけでも、胸に刻んで、楽しい恋愛・楽しい人生を送っていきましょう!