「好きな人と一緒にいるはずなのに…あれ?もしかして、“好きな人と一緒にいる”って、自分で自分に言い聞かせている?」

というような感覚を持った経験がある方はいらっしゃいますでしょうか?

好きな気持ちはある、別に嫌いになったわけでもない、なのになぜか考え込んでしまう時があることって、たまに出てくるときはありますよね?

何の不満もないはずだし、相手に責めるべき部分がある訳でもないし、もちろん自分が相手に対して罪悪感を抱えるようなこともない…なのに、なのになぜかしっくりとしない感情があることもあるでしょう。

結婚式を控えた人が経験酢路と言われている“マリッジブルー”のような感じですよね?

まぁ、マリッジブルーは、人生の大きな確約の前に、少し尻込みしてしまっている場合が多いのですが、結婚を決めている状態でもない恋人関係の中でも似たような感覚になる方は、結構いらっしゃるようです。

一時的なマンネリが引き起こす感情の不安定機関であれば、まあ一過性のことなので、深く考えずに気にしないようにして頂きたいのですが、はっきりと「恋人のことが本当に好きかどうか…迷いがある」と認識しているような方は、お別れを選択することも1つの選択肢でしょう。

迷いが出ている時点で、もう答えは出ているようなものではないでしょうか?

「相手が自分のことを好きかどうか分からない…どっちなの?」という感情は、迷いではなく不安ですよね?

この答えは、相手の回答があってこそ分かることなので、“どっちか分からない”状況の答えを判断するのは、自分一人では解決しようがない話です。

しかし、恋人のことを本当に好きかなのか分からないという、“どっちか分からない”状況は、もう答えが出ていると同じです。

だって、自分の心ですよ?自信を持って好きなものを好きと言えないのは…おかしな話ですよね?

本当に好きなものは「好き」と言えるはずです。

好きかどうかわからないなんて言う表現は、「嫌いではないけど、好きとも言い切れるほどの気持ちではない」という心のずるい言い方だと思います。

ずるいと言うのは、恋人に対してではなく、自分自身に対してですよ?心のどこかで損得勘定を計算した上で使うケースが多いからです。

例えば、好きじゃないと把握してしまった時…次の出会いがあるかどうか分からないから…今ここで把握してしまうのは止めておこう…というような、ある意味…自己防衛的な感覚かもしれません。

そこで、すこし気になる相手が出来た時に…「よくよく考えたけど、もう好きな気持ちは無いな…」と、やっと判断するのです。

これはずるいですよね?…まぁ、このような自己防衛でのずるい考え方も悪いものではないので、非難することはありませんが…ここで自分の本当の気持ちを判断するきっかけがなかったとしたら、ただただ迷っているような状況下での微妙な交際を続けていくだけになりかねませんので、すっきりと新しい出会い、新しい門出を迎えるためにも…迷いがあるような恋愛には区切りをつけてしまう方が良いのかもしれませんね。

恋愛は楽しいものだということ、思い出してください!