恋愛は異性同士がすることが基本ではありますが、一昔前までは差別的扱いにも近い待遇を受けていた“同性同士の恋愛”も、最近での世の中からの受け入れ範囲は広がってきていると思います。

ニューハーフの方、ゲイの方、女装家の方が、どんどんTVを通して活躍するようになってきたことが大きな要因になっているのでしょうね。

周りにも同性愛者の友人、知人がいらっしゃる方は少なくないのではないでしょうか?

個人的な話ですが、私の周りや仕事仲間の間では同性愛者が多いですね。

多いと判断できる理由として、彼ら・彼女らは、自らカミングアウトをしているからです。

「あの人、絶対ゲイだよね?」「あいつは女だけど、女にしか興味がないような気がする」などの噂話での情報ではなく、「俺はゲイだよ」ですとか、「私ね、女の人しか好きじゃないの。

レズビアンなの」と、普通に話してくれます。

まぁ、いくら世の中の受け入れ態勢の枠が広がってきたからとは言っても、いまだに誰にも言えず悩んでらっしゃる方もまだまだたくさんいらっしゃるでしょう。

人によっては思いっきり差別するような人もいるので、傷つくことを恐れてしまうのも仕方ありませんよね。

また、自分はノーマルだと思っていたのに、ひょんなことから同性を意識するようになってしまい…「自分は同性愛者なんかじゃない!」と、葛藤している人もいるのではないでしょうか?

日本での同性結婚は認められてはいませんが、外国では認めている国もあります。世界中で同性愛者たちが、お互いのパートーナーと出会い、幸せな生活を送っている現実もあります。

まだまだ日本での差別は消えていない状況ではありますが、その垣根は徐々に低くなっていくことでしょう。

世の中には男と女しかいません。

男女の組み合わせで子供が授かる仕組みは変わりませんが、同性同士で愛し合ってはいけないということはないでしょう。

同性だって尊敬したり愛してしまう人間がいるパターンも、全く不自然なことでも不思議なことでもありません。

もし、同性を好きになってしまったら…異性を好きになった時と何ら変わりなくアピールしても良いでしょう。

ただ、相手の負担になったり、迷惑になるようなアピールは止めましょうね。相手が応答してくれることが条件です。

これは同性、異性関わらずに同じことが言えますが、同性の場合は相手も同性と付き合える意思があるかないか…から始まります。

まずはそこからです。

お互い傷ついたり嫌な思いをすることはなるべく避けましょう。異性同士の恋愛にはないリスクがあることを忘れないでください。

同性を意識してしまった時、まずは友人からスタートさせることが一番ですね。

相手が友人として信頼してくれた時、その関係を変えることが出来るのかは…二人の運命次第でしょう。

そこで友人関係も失ってしまうリスクを覚悟の上でも、相手に想いを伝えたい気持ちが大きいならば、思い切って伝えてみましょう。

もちろん、悪意や悪事を伴ってしまうのは論外になりますが、自分の気持ちに正直に生きていくことこそが、人としての純粋な生き方ではないでしょうか?