「付き合う前まではあんなに可愛いと思っていたのに…。」、「付き合う前まではカッコいい人だと思っていたのに…」なんてことを心の中で呟きながら、目の前にいる恋人を見て…ため息を吐いてしまった経験がある方は、どのくらいいらっしゃいますでしょうか?
1度や2度くらい、ほとんどの方が経験しているのではないかと、勝手ながらに思ってしまう程に、この話は良く聞きますね。実際、私自身も付き合った恋人に対してそんなことを考えてしまったことは何度もあります。
どうしてでしょうね?付き合う前までは、どんな些細なことでも良く見えたり、どんな減点要素も魅力にすら感じてしまう時もあったのに…。
やはり“恋は盲目”なのでしょうかね。
恋人になる・付き合う・個人的な関係になる・第三者とは別格の地位…など、手に入らない時は全てにおいて良く見えていたことが、付き合ってから…手に入ったと実感したあたり頃から、恋人のマイナスポイントを見つけてしまうのです。
というよりも、目に入ってきてしまうといったところでしょうか?
「この人にこんなところがあるなんて知らなかった」、「こんなマイナス要素があったのに…どうして付き合う前に見抜けなかったんだろ…」等、後悔してしまう場合も、少なからず出てきてしまうものです。
そこも含めて一緒にいたいと思えれば、それは本当に好きあっている証拠でしょう。
二人の関係に自信を持って進んで頂きたいと思います。
しかし、相手にとって・自分にとって、恋人のマイナス要素を目の当たりにして…幻滅してしまうことがあったとしたら…楽しい恋愛関係を維持していくことは少々難しいかもしれませんね。
人間は、我慢できることと我慢できないことがはっきり分かれているものだと思います。
多少目をつむっていたとしても、我慢できない物は我慢できないはず。
いつか蓄積された我慢は爆発してしまう危険性は…逃れられないでしょう。
付き合う前はプライベートな領域に入っている状態ではないので、要は相手の“外面”しか見えていないかもしれません。
いや、多くの人は外面しか見えていないところが本当のところでしょう。
逆に、相手も自分も、外面しか見せていないことがほとんどだと思います。
それはそれで当たり前といえば当たり前の行動です。
意識している異性には素敵な部分だけ見せ、相手の興味を引くのは動物社会での基本ですからね。
しかし、我々は人間です。
付き合ってから相手の内面が見えた時…人間の知恵と思いやりを持って乗り越えていくことが出来るのです!相手のどうしても我慢できない1面を見て幻滅してしまったなら、そこだけはどうしても我慢ならないと伝えましょう。
お互い、我慢ならないことは、きちんと言葉にして伝え、我慢ならないと伝えられた相手は努力してその部分は改善できるよう努めましょう。
このようなことが出来るのも、そのようなことに応えようと努力できるのも人間の特権です。
お互い、長い時間を幸せに過ごしていくためにも、“思いやり”を持って、相手と向き合っていくことが大切だと思います!