僕はよく、調教は女性によって内容を変えると話している。
主従関係、取り分け奴隷に位置する女性の気持ちは繊細なもので、一方通行の調教では関係は長くは続かない。
新しいご主人様に出会った時、初めて調教を受ける時、女性側はされた事がないような責めを受け、相手の男性が特別であるかのように感じる。
主従関係の相性の良さは、関係が長期的になった時に現れる。
新鮮味が無くなった頃、女性側がその男性からの調教を継続したいかどうかというところに差が生じる。
男性側の満足だけを追っていたような調教であれば、女性はきっと関係を疑問に思うだろう。
奴隷は男性の性欲を発散する道具ではない。
女性側がご主人様に惚れこみ、より丁寧により気持ち良く奉仕をするように心掛ける事は良好な関係であると言える。しかし男性のやりたい事、男性の快楽だけを追求するのは主従関係ではない。
それはただの肉便器だ。
調教に必要なのは、加減乗除だと思っている。
その女性に足りないモノを足し、余計なプライド等を引き、良い部分を掛け算式に増幅させ、過剰なものを割く。
女性によっては、乗がいらなかったり除が不要な事もある。
奴隷として迎えた女性をよく観察し、その女性が最も美しくて最も醜くなる方法を選ぶ。
調教を行う主従関係は、女性にとって大きな選択だ。
男性をよく精査してほしい。もしも主従関係を結ぶか悩んでいる男性がいるのなら、気軽に相談のご連絡を。