DS218playとxavc s 4kの考察

我が家のNASは、synologyのDS218Playを導入しているのですが、トラブルもなく(まぁ、当然かぁ(笑))、頑張ってくれてます。
主な利用方法は、子ども写真や動画、地方ローカル番組の動画(笑)の保存と、視聴です。保存という目的ではすごく重宝しています、AmazonDriveに自動的にバックアップも取ってくれますし、USBで繋がっている外付けハードディスクにも、バックアップ取れてますしね、ほんと、保存という観点ではDS218playは最高だと思います。

我が家の視聴環境とxavcs 4k

ただ、視聴という観点では、もう少しなんとかしたいなぁというのが本音です、写真についてはまったく問題ないのですが、動画がね。我が家はSONY製カメラなため、4K動画はxavcsというフォーマットになります。

4Kのような大きな容量の動画データの場合、転送が追い付かないようでカクカクし過ぎるのです。もちろん、その原因がDS218playにあるのかその他にあるのかは分からないんですけどね。

画質の低い動画なら問題ないんですけどね、4K動画は残念ですがDSPhotoやDSVideoでは観ることができませんでした、4Kというよりxavcsというフォーマットが問題なのかも知れません。ですが、Kodiならなんとか見ることができます、ただ、ネットワークの転送速度について警告がでますが視聴はできます、ただ、ちょっと動画が細切れになって待たされますし、カクカクが酷く酔いそうな動画になってしまいます。

xavcs 4K動画の視聴がいまいちな要因

我が家は2階の書斎にNASがあり、そこから1階のリビングまで有線でLANケーブルを引いてリビングのテレビに繋げたFireTVにて視聴しています。
なので、考えられる要因としては、以下が挙げられます。

  • ネットワークの速度
  • FireTVのパフォーマンス
  • NAS(DS218play)のパフォーマンス
  • テレビ(Mr.Max製)のパフォーマンス

テレビとFireTVの組み合わせで、AmazonPrimeの4K動画は問題なく再生できてるので、テレビは問題ないかと、ただ、FireTVはワイヤレスLANでネットに繋がってるので中でキャッシュして途切れなく4K動画が再生できてるのかも知れませんね。
なので、ネットワーク関連のパフォーマンスの問題か、DS218Play側の問題か、このどちらかの可能性が高いんじゃないかと思うんですよね、このどっちもだったりして(笑)

ネットワークのパフォーマンス

我が家のハブは「1000BASE-T」なので、125MB/secぐらいの速度はでるはずです、それに繋いでるLANケーブルもカテゴリー7です、さすがに10Gのハブは高価すぎて手が出せません、これが現状は限界です(;^_^A
ただ、1階リビングテレビに繋がってるFireTVは改善の余地があると思います、現状、ワイヤレスLANですからね、ということで、まずは、そこを改善できるか否か確認してみましょう。

Amazon イーサネットアダプタ

FireTVを無線LANではなく、有線LANにする方法がないか調べてみると以下のような製品があるんですね、やるなぁ、Amazon!
実はFireTVを導入時からずーっと気にはなってたんですよね、幾らFireTVとルーターがすぐそばにあるとしても、やはり、無線じゃ有線には敵いませんよね、ネットワークの安定度も違いますしね。FireTVとAC電源の間にこいつを咬ませることで無線から有線LANに変更することができるようです。ってことで早速ポチってしまいました。

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で繋いでみると、あら?簡単、このアダプタにLANケーブルを繋ぐことで、勝手にFireTVは有線LANを認識するようです、FireTV側の設定はいりませんでした。テレビの裏側はケーブルだらけになってしまいましたが・・・(苦笑)

接続後、FireTVでAmazonPrimeを観てみましたが、若干、メニューのレスポンスも良くなったように思います、ほんと僅かだと思いますけどね、しかし、逆に考えるとワイヤレスLANでも有線LANと変わらないぐらい頑張ってたってことは優秀ってことなんでしょうね~。

FireTVの設定でネットワーク確認をすると確かにイーサネットとなっており、間違いなく有線LANに切り替わっているようでした。

ネットワーク環境としては、本当はリンクアグリゲーションして回線を束ねて・・・ってことも技術的にはできるんでしょうが、DS218playも、FireTVもネットワークの口を1つしか持ってませんからね、今はこれ以上改善することはできないですね。

NAS(DS218Play)のパフォーマンス

動画やらrawファイルなどを保存していたらあっという間にNASの容量を圧迫し、3TBをRAID1で組んであるのですが、2.4TBまで来ており、既に使用容量が80%を超えています、そろそろ、容量の拡張を考える時期がやってきたようです。

この前、年賀状用の写真を整理しようと、取り込んでいなかった妻の携帯に入った写真・動画をDS218Playに取り込んだら、何やら警告メッセージが、残容量がかなり少なくなってると・・・幸い、前回、取り込んで被った写真・動画があったのでそれらを削除することで、この警告メッセージは消えました・・・。そもそも、勝手にアップロードできる仕組みがあるんだからそれ利用すべきですよね(笑)

そして、MomentというアプリでNAS何に撮り貯めた写真、動画を登録しようとすると、何やら変換処理が走るようでCPUがMAXにベッタリ張り付きます、変換処理中にスマホのDS PHOTOで写真を閲覧しようとすると、ログイン画面でグルグルしたままで先へ進めません、うーん、CPUパワーが足りないみたいです。

DS218playの後継

というわけで、SynologyさんのNASは使い勝手がいいことも解ってきましたし、DS218Playはお試しで試す意味で導入した・・・という風に割り切って本格的な拡張について考えることにしました。

  • DS218PlayのHDDを今よりも容量の大きなものへ移行する。
  • NAS本体を別なものに入れ替える

当初、一番、現実味があると思ったのは、HDDの容量アップでした・・・、DS218Playはベイスロットが2つしかないため、組めるRAIDはRAID0,とRAID1のみ、しかも、拡張する手段も用意されていないんですよね~、RAID0は論外として、RAID1では全体のHDD容量の半分はパリティ用のとなってしまい半分しか使えません、今は、3TBx2なので3TB使えるのですが、容量UPということは、4TBや6TBとなります。さらに、NAS向けのHDDはまだまだ、高値で4TBでも、1つ1.5万ぐらいしてしまいます、RAID1では同容量じゃなきゃ意味がないのでHDD2台新調する必要があります。(後で気が付いたのですが、RAID方式はSHRにしてあるので、1台ずつ交換でも良かったんですよね~。)

4TBのHDD2台必要となるので、トータル3万です、しかも、HDD容量が4TBなため、今より1TBしか増えません。せめて、RAID5あたりが組めれば、全容量の3/4使えるのに・・・。RAID1は非効率なんですよね。

であれば、RAID5が組める4ドライブのNAS導入が後々のことを考えると良いのではないかと・・・。最初はHDD3台で、そのあと、4台に・・・という増やし方もできますしね。

そこで、synologyのNASでベイスロットが4っつあるのを物色すると、以下のものが見つかります。

  • ds418
  • ds418play
  • ds918+

ds418シリーズは確かにコスパはいいのですが、CPU、搭載メモリ、保証期間、拡張性(ベイスロットを拡張できる5台まで(DX517))、VMで遊べるの点で、長い目で見るとやはり、ds918+かなぁって、5000円から13000円程度の差額しかないですしね。CPU、メモリがパワーアップすればもしかすると4K動画再生にも有利に働きそうですしね。ds418系もなのですがNICの口が2つあって、ネットワーク関連が「リンクアグリゲーション」や「SMBマルチチャンネル」でこれまた有利になるかも知れませんし。

といことで、DS918+の導入するのでした。